三部形式
t. 1 はアウフタクト
A t.2〜9
a t.2〜5
a' t.6〜9
B t.10〜17 t.18からBの反復
A t.26〜33
Exs.17 は、第17曲「ドイツの歌」の主要大楽節Aです。曲全体の和声進行にこの曲の特徴がにじんでいます。主和音を1、属和音を5、として、第2小節から順に唱えてみます。
「1551 1551 1115 1151 1115 1151 1551 1551」
ドイツ気質の手堅さみたいなものを表現しているのでしょうか。16番のフランスの歌は、サブドミナンテが有効に使われていましたが、 第17曲「ドイツの歌」には、サブドミナンテを書かないという意志を感じます。