
キーボード・ハーモニー
非和声音の役割を大別すると、本音をとなりの音で飾る飾りの音と複数の和声音を順次進行で繋ぐ繋ぎの音の2種類があります。
飾りの音は、見かけ上跳躍することもありますが、基本、順次進行で本音に進みます。アポジャトゥーラ(前打音)などの用語で説明されています。
繋ぎの音は、音程の異なった和声音どうしを順次進行で繋ぐものです。「ドミソ」の和音の「ド」と「ミ」に挟まれた「レ」のように。パッシング・ノート(経過音)という用語で説明されています。半音階も含めて、順次進行している音群の開始と最後の音が和声音であれば、その間のすべての音は経過音です。

和声音と非和声音が混じっている旋律の和声音を見分けるには、
「飛んでる音は和音の音」
です。
POINT 非和声音は本音のとなりの音、2度進行で解決します。本音を飾るリボンのようなものです。このページのタイトルに乗っかっている「みかんこ姫」の頭にリボンがついています。リボンは離れていては飾りになりません。また、本音と同じ音(同度/1度)は増1度も含めて飾りの音になれません。
例題5
Spielen1 の課題旋律11 を指定のコードで演奏した時の非和声音を確認しましょう。「飾りの音」にはa を、「繋ぎの音」にはp を付けてください(a. はアポジャトゥーラ、p. はパッシング・ノートの略)。
課題楽譜省略
例題5の解例

課題5
Spielen1 の課題旋律12から17の「飾りの音」にはa を、「繋ぎの音」にはp を付け非和声音を確認しましょう。